About pictures/当ブログ内の写真について/당 블로그내의 사진에 대해서

Most of the pictures in this blog are taken by my camera, yet some of them were downloaded from the website of the hiking club. If you click any pictures, they become the original size.

当ブログ内の写真の大部分は筆者のカメラで撮影したものですが、一部、山岳会の共有写真からダウンロードしたものを含みます。すべて、各写真をクリックすれば、元のサイズに拡大します。

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2014年4月29日火曜日

大阪・京都・金沢高速バス駆け歩き旅行記(2014年3月25日―27日、観光抜き)

大阪・京都・金沢高速バス駆け歩き旅行記(2014年3月25日~27日、観光抜き)

―天気がさえず車窓からの景観もさえない、「阿倍野ハルカス」は見ず、京都・金沢は歴史と伝統のある落ち着いたいい街のようだ、北陸新幹線の金沢までの開業(2015年3月)に対する期待は大きい、大阪と京都の2府及び北陸の福井・石川・富山3県の県民性はどのように違うか―

(行程)

3月25日(火)東京駅発(JRバス):午前8時40分、大阪駅着:午後6時(約9時間、大阪泊)

3月26日(水)大阪梅田発(阪急):午前7時28分、京都烏丸着:8時40分、京都駅に移動(市バス)、京都駅発(バス):10時50分、金沢駅着:午後3時半(4時間半)、金沢駅発(JRバス):10時20分(車内泊)

3月27日(木)新宿駅着:午前6時(7時間半)

(京都に2時間、金沢に7時間滞在、バス乗車時間合計:17時間)

(旅費:17550円)

・ 交通費―東京・大阪:6200円、大阪・京都川原町:390円、市バス:220円、京都・金沢:4000円、香林坊往復バス運賃:400円、金沢・新宿:7840円、合計:13050円

・ ホテル代:4500円

①  東京・大阪間バス移動

・ 東京駅八重洲南口の長距離バスセンターでどこへ行くかを考えたが、これまで夜行バスにしていた大阪行きを昼間行くことにした(夜行バスで2回ぐらい大阪に行ったか)

・ 関東地方中心に次々と長距離バスが発進していく

・ 8時半乗車(各列3席、2階の5列目の窓側に着席、座席の大半は2階)、8時40分発車、9時10分に新宿駅で乗客が増え、合計10数名になったか、搭乗率は5割以下)

・ 三鷹、中央道・八王子、境川サービスエリア(11時過ぎに20分間)、仮田、中津川インター(14時5分)、恵那、小牧、木曽川(15.時8分)、長良川、もう一つの川、、岐阜・羽島市、養老、関が原、彦根、「動物跳びだし注意」、近江、名神八日市、大津トンネル、桂川、京都深草、京都東インター、千里ニュータウン、大阪駅へ

・ 看板―「お買い物は・・・阪急」:、ギョーザの「王将」、「巻き上げうどん」、沢井製薬(ジェネリック)

・ 6時過ぎに大阪駅に、大阪ステーションビルの中に「ブック・カフェ」(コーヒーと本を選んで読める?分野別の本棚がある)

・ 午後はずっと曇りであり、車窓からの景観は良くないー今回のバス旅行では天気はさえず

・ エスカレーターは右立ち(神戸は左立ちだったか?京都はどうか)

・ 阪急電車梅田駅周辺の飲食店街―非常に多様、立ち飲み酒場も幾つか、中華・韓国・和食・インド・タイなど、高級料理店から様々、数百店が並ぶ

・ 「CARNATION(カーネーション)カフェ」で「トンペイ焼き」(390円)を食べたが、東京より味が濃くてうまかった(先週、御徒町で食べた)上を電車が走っている。

② 安ホテルはラブホテル?

・ 大阪駅周辺は比較的高級なホテルが多いので、安いビジネスホテルを探して歩いた。なかなか見つからなかったが、「阪急東通り商店街」の先に20分ほど歩いて9時過ぎにようやく「関西ビジネスホテル」を見つけたら、今満席になったと言うので、外に出たが、隣にそれらしいのがあり、入った。近くに法華クラブなどビジネスホテルがあった。

・ 「FONTE GAIA(フォント・ガイア)」(どういう意味か)という名称で、4500円という安さー普通のビジネスホテルでは1泊:6000円以上だろう

・ 翌朝9時にチェックアウトを約束―チェックアウトタイムが選択制の変なホテル?

・ 部屋の鍵が無いが、内側から鍵を閉めることはできる、冷蔵庫はない

・ 各階は5部屋ほどで、横に並ぶのでなく、少しづつずれている。階のフロアは白地に赤い模様が入ったもので、普通のホテルとは明らかに違う

・ ようやくラブホテルらしいと気づいたーカウンターで客が係りの女性とは顔を見ないように低い棚で料金を払うようになっている。記帳(氏名、住所、電話番号など、適当に書くとしても)もない。フロント販売が、生理用品や下着、コンドームなど。

・ 部屋はダブルベッドとなっており、掛け布団は横長が1枚、枕は2個。

・ 午前2時ごろに、近くのコンビニにビールを買いに出たが、中年の男が近づいてきて店まで付いてきた。また、若い女性から声をかけられた。若い男女がホテルから出てきた。どうも風俗地帯の感じがあるのか?

・ 部屋に戻ったら、外出の際は知らせて欲しいと電話があった。どうして分かったのか。普通のホテルではそんな必要はないのに。

・ 要するにラブホテルに紛れ込んだらしい。

・ 深夜のNHKテレビでは、衆院予算委員会のNHKの予算審議が放映されており、会長や経営委員長がさんざん痛めつけられていた。NHKが海外に番組を年間5億円売り、海外から10億円も買っているとして詰問されていた。国民のいわば税金で運営される公共放送なのだから、「NHKのためのNHK」ではなく、「国民のためのNHK」を目指せと会長たちは議員からきついお説教をもらっていた

・ カプセルホテルも駅界隈で探したが、その範囲では見つからなかった。岡山では、駅前の商店街で偶然見つけて泊まった(3500円で東京より少し高かったが、朝食付きだった)

③  京都から金沢へ

・ 6時過ぎに昨夜の記憶をたどって、何とか大阪駅に歩いた。しとしと雨だった。

・ 途中で、「すき屋」で「牛すき鍋定食(580円)」を単品(480円)で食べたが、味は濃く、量もまあまあだった。若者や勤め人が牛ドンを大盛りで食べていた、この種の味は東京でも同じか?昔、出張時にニューヨークの「吉野家」で牛ドンを食べたことがあったが、国内より脂肪が多かったと記憶する。値段は同じぐらいだったか

・ 7時ごろのJR大阪駅、阪急の梅田駅、阪神電車の大阪駅周辺は、通勤のビジネスマンや通学の学生でせわしなくごった返していた。

・ 話題の高層ビル「阿倍野ハルカス」は見えず。どこにあるのか

・ 結局、阪急電車で京都・河原町に行くことにしたが、問題はそれからJR京都駅にどう行くかだった。

・ 阪急・梅田駅には神戸行き、宝塚行きなどの多くのホームが並び、京都方面行きは端にあり、次々に発車していった。7時28分の準急・河原町行きに乗ったが、途中で2本の快速に抜かれ、1時間10分もかかった。恐らく20分以上損した感じか。

・ 途中の駅などを見ると、すれ違う大阪方面行きの下りの方が乗客がかなり多いだろう。大阪から京都に仕事で行くのは都落ちみたいなものか?

・ 淀川の川面は雨にけぶって見えない。梅田の次の駅の「十三(じゅうそう)」で大勢乗ってくる。「宝塚歌劇」100周年記念公演実施中らしい

・ 京都産業大学の広告―「その挑戦が型破り、“なりたい”を言葉にした、壁を乗り越えた、“新しい自分“になりたい」

・ 終点の河原町の一つ前の「烏丸(からすま)」で乗客が殆ど下りたので、一緒に降りた。プラットフォームの売店でアルコールを売っていた。東京では私鉄の駅の売店ではないだろう?郊外電車ではあるか

・ 天候が悪いので結局地上に出ないで、地下道路をひたすら河原町方向に歩いたが、1キロはあったか長かった。その前からあるので地下道路は何キロメートルあるか。地下道路はわびしく、店などなく、両側の壁に広告募集の広告をよく見かけた。殆ど広告なし。多分広告効果は乏しい。

・ 地下にある阪急の観光所で聞いたら、金沢へのバスは阪急ではなく、JR京都駅に行けといわれたので、市バス(220円)で移動した。川原町(四条)から京都駅は7,8ストップあり、車内はかなり混んだ。

・ 京都駅前のバスのチケット売り場で金沢行き(10時発、4000円)を予約したが、気がついたらもう10分しかなかった。広場の正面が「京都タワーホテル」とその左隣に「ホテル法華クラブ京都。」両方とも泊まったことがある。比較的安いビジネスホテルだったか

・ 途中の道路事情のため、バスの到着自体が遅れ、10時50分にようやく出発した。それまで40分ぐらい立って待っていた。余り疲れなくて幸いだった。座席指定なので、バスの到着が分かるところで待つなどすればよかった

・ 驟雨の中をバスはひたすら走る感じで、高速道路の両側の壁が白く見えて、それ以上は遠くは何も見えない

・ 途中で見かけた広告―「森呼吸しませんか」、寿司屋「再来」、「急いでも次の信号でまた一緒」(無謀な追い抜き競争を戒めたか?)、「石川のコシヒカリ」、「北陸新幹線、東京・金沢2時間半だ!」(2015年3月開通)、「日本の「食と農」、「暮し・いのち」を守るためTPP(汎太平洋連携協定)参加を断固阻止」(農協、JA)、「やる気スイッチ」(補習学校),「北國銀行」・「北国銀行」、「京大進学会」

・ 途中のサービスセンターの売店で醤油につけて焼いた「たこ下足焼き」(350円)を食べたが、余りうまくなかった。硬い部分があり残した。牛串焼きは400円

・ 山中温泉(永平寺-曹洞宗大本山)、「羽二重もちの古里」(工場見学)、「尼御前(あまごぜん)」というバス停があった(どういう意味か)

・ 「京都新聞(130円)」を買ったが、地方新聞としては、よくできていると言う印象であった。日本国内と海外の情報は、共同通信社に基づいており、地域情報の報道と分析が同新聞社が行っていると考えられる。

・京都が歴史的、政治的、教育・文化的に長年にわたって日本の中心の一つであることがその理由であると思われる。読者の比較的高い学歴水準も影響しているのではないか。

・以前に長野で「信濃毎日新聞(130円、長野・松本本社)」を買い比較的よくできていると思ったが、京都新聞はそれに勝ると考えられる。やはり長野県という立地条件も反映しているからだろう。

・大きな県の一つであるが、内陸で農業・製造業中心であること。教育県ではあるが。また、「北海道新聞(通称:道新)」も高く評価するが、これは北海道自体がいわば独立王国であることが主たる理由であろう。

・こういう主要な地方新聞は地域では新聞購読の中心であり、北海道などでは中央の総合新聞(読売・朝日・毎日・日経・産経)は、合計の販売部数では地方新聞を上回るが、それぞれの販売ウエイトは低いようだ。読者の地域情報に関する期待に全国紙では十分応えられないからであろう。

・(元来、新聞記者志望だったので、国内旅行ではそれぞれの地方新聞を買い、海外では英字新聞を大体買って拾い読みなどにより比較している)

④ 金沢で

・ 駅前のバスチケットセンターで予約―東京行き(上野経由)は満席だが、新宿行き(2便ある)は空いていると言うので、早い便(10時20分)を予約した(7840円)

・ あと6時間余りをどう過ごすか―いつものテーマ

・ 荷物をコインロッカーに入れて、出発

・ 江戸時代の外様大名・前田家の「加賀百万石」が金沢の売りのようだ―「金沢百番街」、「金沢百万石ビール」

・ 「新しい金沢、はじまるー2015年春、北陸新幹線開業」、「ぐっと近づく関係、もっと長ーい関係に」、「いしかわ百万石物語」、「北陸の新しい夢が、走り出す」、「ようこそ ルネサンス城下町金沢へ。」、「はっと石川、いいね金沢」、「金沢城・兼六園 四季物語」(世界登録遺産登録を目指す)

・ 市バス(200円)で有名な繁華街「香林坊(こうりんぼー」へー「金沢城」、「兼六園」は近いが今回は行かず。香林坊・大和ビル(高級専門商店が並ぶ)の本屋へー「金沢検定問題集(2012年版、2013年版」や解説本があったが、歴史、伝統、食品、観光スポット、地元が輩出した名士など、細かすぎて買わなかった(検定試験に合格すると、金沢の観光ガイドになれる?)

・ 「スターバックス」はあったが、もっと安い「ドトール・コーヒー」はあるか。カプセルホテルはあるか。(ベトナムのホーチミンにもスターバックスはあった)

・ 金沢駅前に戻り、「未来屋書店」(5階)のあるビルに行き、ご当地本を探したが、やはり詳しすぎて買わず。

・ 外国人は余り見ないようだ

・ 京都と金沢、歴史、伝統、文化、寺社、飲食物、落ち着いた街並み、現代と過去が混在、よさそうな地方中心都市だー静岡、仙台、札幌、和歌山、松山など(県庁所在地級都市より一段上のランク)

・ 夜10時半にJRバスは出発、乗車率は半分程度-朝4時頃のサービスセンターで失敗(売店からバスに戻る際に、バスの「池袋・新宿」の表示を見て乗り込んで自分の席に行こうとしたら、様子が違うし、若い女性たちからなんだと言う目で見られ、あわてて跳びだし、隣のバスに乗ったら同じだった。(二つのバスは1号車・2号車)結局、センター近くに停車しているJRバスに金沢発の表示があり、ようやく落ち着いた。「池袋・新宿行き」のバス3台が並ぶとは!

・ 出発後30分ぐらいで消灯になったが、乗車7時間半は殆ど寝られなかった。熟睡している人も多いのに。時々カーテンから首を出して真っ暗な車外を見たりした。5時半に夜は明けたが、曇り空は変わらず。最近長距離バスは新宿東口(三越など)が終点となっている。以前は西口だった。

(以下は、「県民性の研究」岩中祥史著、新潮文庫、原著は2003年出版)

⑤ 大阪府(人口:881万人、大阪市:267万人)

・ 他人と快適に過ごしたいから、笑いと本音で生きる

・ カラオケへの苦情件数が日本一多い

・ 見栄や建前を捨てた人との付き合い―東京人の反対(見栄を張らない、あくまで本音で勝負する、格好をつけない、素直に気持ちを表現する)

・ 無理、無駄、無茶を避ける合理性ー大阪は日本で最高に暑い、、年平均気温も常に上位、緑は少なく、クルマは多い、居住環境は恐らく最低の部類

・ 大阪人は、誰とでも仲良くなり、誰にでも話しかける、お互い気遣い無し

・ せっかち、歩くスピードは東京より速い、エスカレーターでも歩いている

・ 商品を値切る、見知らぬ相手にジョークを飛ばす、安くて美味しい物を食べるのにエネルギーを惜しまない

⑥ 京都府(263万人、京都市:147万人)

・ ゆるぎない「都人(みやこびと)」のプライド、千年の都会は排他的

・ 高校卒業者の進学率は全国一

・ 田舎をバカにするのは得意―京都人の言葉は上品でまろやかであるが、これを真に受けると恥をかくかも知れない

・ 京都の「戦後」は応仁の乱が終わった1477年、京都は戦後500年以上経っている

・ 京都市は人口当たり大学の数が最も多く、学問・研究の中心であると言えよう

・ 京都人には、過去千年以上にわたって首都が置かれてきたという誇りがある。すべてを下に見るのが習い性となっている

・ 京都ほど排他的なところはないといわれるー京都は敷居が高い

⑦ 石川県(117万人、金沢市:46万人)

・ 穏やかで文化的な暮らしを望むが、決断力や気概に欠ける

・ 「男は女より優れている」と思っている人の割合が日本一高い

・ 都会人を気取る、おっとりした文化人―江戸時代に働き者の富山人をこき使ってきたのが石川県人、「富山や福井と一緒にしてもらっては困る」

・ 加賀百万石の前田家の城下町・金沢市が中心―江戸時代を通じて将軍家から警戒されていた

・ 大学の数(人口当たり)は全国第4位、IT(情報技術)では有数の先進県、書籍・雑誌の売上高(人口当たり)も全国第4位、日展入選者の割合は日本一、美術館・博物館への入館者数も多い

・ 半面で、商売は得意でない、ビジネスより文化、消極的でおっとりした人が多い

・ 飽きっぽく、行動力に欠ける

・ 見栄っ張りで、高級品ほどよく売れ、金沢の結婚式は名古屋に負けず劣らず派手だ

⑧ 福井県(81万人)

・ 保守的で争いごとが嫌い、目端が利いて商売上手

・ 今の生活に満足している割合が全国一高い

・ 暗くて保守的、現状の暮らしには満足―「裏日本」、長い冬、深い雪、からっと晴れる日が少ない

・ 浄土真宗の信徒が人口の4割以上を占めるのは福井県と富山県だけー現世での往生はあきらめ、その代わりに念仏を唱えれば来世で極楽往生できる、現世に余り執着しない

・ したたかで実利にこだわる商魂商才、情報に敏感、人口当たり社長の数は1982年から19年連続1位をキープ

・ 協調性に乏しい、大局を見ながら行動するのが苦手、実利ばかり考える、経営哲学の観点が弱い、

・ 世帯あたり預貯金額が全国1位

⑨ 富山県(110万人)

・ 抜け目無く勤勉、加賀の搾取を耐え抜いた向上心

・ 1世帯あたり月間平均収入は全国第2位

・ 消費を抑えて貯蓄する堅実さ―持ち家比率は日本一(80%)

・ 北陸、いや日本でも有数なリッチな県―富山県は他のどこの県人より働き者(川の氾濫とずっと戦ってきたため)

・ 共働きの家庭が多く(全国第3位)、平均貯蓄性向は第3位と高い、女性の就業率は全国第4位

・ 加賀人の支配下で鬱屈したエネルギー―越中は長らく加賀ー前田家の支配下にあった。文化水準は金沢の方が圧倒的に高かった

・ 現世での諦めが肝心と説く浄土真宗が県の隅々まで広がっているー厳しい自然環境と相まって富山県の暗さとなり、それによって内にこもったエネルギーは別の方向に向かう

・ 教育熱心であり、高校進学率は全国でトップ、大学進学率も高い

・ 転入率も転出率も低いので、県外の人々との交流は乏しいので、刺激が少ない

・ たいていは3世代同居、富山県人の気質・価値観は家族で受け継がれていく

2014年4月28日月曜日

140404 Daibosaturei(大菩薩嶺다이보사쓰레이2,057m), Yamanasi(山梨県야마나시 현) #2

140404 Daibosaturei(大菩薩嶺다이보사쓰레이2,057m), Yamanasi(山梨県야마나시 현) #2

Date:April 5 (Friday), 2014, Very fine

Destination: Daibosaturei(大菩薩嶺다이보사쓰레이2,057m), Yamanasi(山梨県야마나시 현)

Return to Ofuna: Sakeishi – (Bus) – Daibosatsu Hot Spring – Enzan - (JR Express “Kaiji”) – Hachioji - Yokohama – Ofuna

Hiking Course (2nd day): Sakeishi – Fork Point – Marukawa Pass (Stay at Lodge Marukawa) (2nd day) Marukawa Pass – Daibosaturei (2,057m) – Daibosatsu Pass (1,897 m) – Fork Point – Sakeishi Bus Stop

Partner: Mr. Matsumoto

It was a cold stay at the lodge, but we survived anyway. The host, Mr. Tadaki prepared a set of breakfast for Mr. Matsumoto, while I cooked my brown rice porridge using the stove.


[Breakfast for Mr. Matsumoto, 松本氏用の朝食、마츠모토 씨의 아침 식사]

[Since I was instructed to eat a day portion of "brown rice porridge" into 5 times, each time, I had to eat one fifth of a day portion. ]

It was a fine weather in the morning, and we could see Mt. Fuji clearly from the pass.


[The summit of Mt. Fuji, 富士山の頂上、후지산 정상]

I tried to take portraits with Mt. Fuji, but with my Samsung Dedital Camera, I could not take the portraits with Mt. Fuji.


[Mr. Matsumoto at the Marukawa Pass, 丸川峠にて、마루카와 고개에서]

Mr. Tadaki, the host of the lodge seems a nice photographer since he took many nice pictures such as fox and “Ten貂" or "Japanese marten."


[A picture of a fox, キツネの写真、여우의 사진]


[A picture of "Japanese marten",テンの写真、일본담비의 사진]

After having breakfast, we began climbing the mountain.

The trails from the lodge to Daibosatsurei were completely covered with snow and the snow was completely frozen.


[George on the way to the ridge, 上りの登山路にて、오르막 등산로에서]

Since we put crampons under the boots, it was rather easy to walk on frozen snow. So, we walked toward the ridges and went forward to the peak of the mountain.


[A view on the way, 上りの登山路から見た風景、오르막 등산로에서 본 풍경]

We arrived at Daibosatsurei, the peak of the mountain at 9:17. There was a wooden monument, but it was surrounded by trees. So we could not enjoy nice views at all.


[George at the summit of Daibosaturei, 大菩薩嶺にて、다이보사쯔레이 정상에서]

When we walked more toward Daibosatsu Pass, we came out to the clear ridges from which we had a marvelous views of Mt. Fuji and Kofu Basin.


[Mr. Matsumoto on the ridge, 稜線にて、능선에서]

The trails on the ridges from Daibosatsurei to Daibosatsu were the highlight of this hiking. We could enjoy the magnificient views of the surrounding mountains as well as Mt. Fuji and Kofu Basin. The contrast of the blue sky and the white snow was beautiful.


[A view from the ridge, 稜線から見た風景、능선에서 본 풍경]


[Mr. Matsumoto on the ridge, 稜線を登る松本氏、능선을 마츠모토씨가 오르고 있다.]


[A view from the ridge, 稜線から見た風景、능선에서 본 풍경]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[Sign of altitude 2000m, 標高2000mの標識、해발 2000m의 표지]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[On the ridge near the pass, 大菩薩峠付近の稜線にて、다이보사쯔 고개 부근의 능선에서]

We arrived at “Kaizanso” lodge on Daibosatsu Pass at 10:17. “Kaizanso” was bigger and well facilitated lodge than “Marukawaso” but it was closed these days.


[George at Daibosatsu Pass, 大菩薩峠にて、다이보사쯔 고개에서]

We took a short break outside of “Kaizansho,” then took several pictures at the monument of the pass.

We began descending at 10:27 from the pass.

There was much snow along the descending trail. Soon after we began descending, we saw several workers with a loading shovel machine. They were working to get rid of snow from the trails.


[We saw a loading shovel,ショベルカーに会った、포크레인을 만났다]

Since it was Saturday, we saw many hikers coming up from the foot of the mountain.

When we came down to “Fujimisanso” lodge, it was 11:15. The lodge was still covered much much snow.


[Fujimi Lodge, 富士見山荘、후지미 산장]

We came out to the paved road at 11:35, then we walked along the paved road for a while.

But it seemed much longer than the trail for the hikers. So, we resumed to walk along the trail.

At around noon, I asked Mr. Matsumoto to use the gas burner to cook brown rice porridge.


[Cooking "brown rice porridge", 玄米粥料理中、현미죽 요리 중]

I saw yellow flowers of “Lindera obtusiloba” (“Dankobaiダンコウバイ檀香梅” in Japanese and “Saenggangnamu생강나무” in Korean.)


[“Lindera obtusiloba”,ダンコウバイ(檀香梅), 생강나무]

I saw this flowers in Korea a lot. So, it reminded me of Korean spring.

We arrived at the bus-stop at around 2 pm. Then we took a bus to the next stop and took a hot spring there.

It was “Daibosatunoyu” Hot Spring. It was the hot spring that many elderly people enjoy. It was a kind of “Super Sento” with the real source of hot spring.

After enjoying the hot spring, I made “brown rice porridge” again with hot water I got from the restaurant there.

We took a bus from the hot spring to Enzan Station after 3 pm. Then took Limited Express from Enzan to Hachioji.

From Hajiochi to Yokohama, we used Yokohama Line, then came back to Ofuna after 6 pm.

It was a nice trip and hike with Mr. Matsumoto as my first hike in Japan after April 1, 2014.

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分類:登山、日本、関東,登山、日本百名山

登山月日:2014年4月5日(土)、快晴

登山地:山梨県、甲府市の大菩薩嶺(2,057m)

登山コース:1)大船から登山口までのアクセス:大船→横浜→八王子→塩山(JR中央線特急)→大菩薩嶺登山口(バス)

2)全行程①初日(4/4):大菩薩嶺登山口(裂石)~丸川/大菩薩峠分岐点~丸川峠 (丸川荘泊) ②二日目(4/5):丸川峠~大菩薩嶺(2,057m)~大菩薩峠(1,897m)~分岐点~裂石バス停→大菩薩温泉→塩山

同行者:松本氏

寒い一夜が明けて山小屋の主人は、ストーブのマキに火をつけた。そして松本氏のための朝食を料理した。


[Breakfast for Mr. Matsumoto, 松本氏用の朝食、마츠모토 씨의 아침 식사]

私も持参した玄米の粉末をコッフェルに入れ、水を足してストーブに載せた。[玄米粥は1日分を5回に分けて食べるように言われているので、毎日、6時、9時、12時、15時、18時の5回に分けて食べる。]

この朝も良い天気で富士山が良く見えた。


[The summit of Mt. Fuji, 富士山の頂上、후지산 정상]

丸川峠の標識のところで記念写真を撮ったが、人物に焦点を合すと富士山は写らない。


[George at the Marukawa Pass, 丸川峠にて、마루카와 고개에서]

山小屋の主人の只木さんはなかなかの写真家らしい。山小屋には彼が撮影した風景や植物や動物の写真が飾られていた。

私は特に珍しい、キツネやテンの写真を撮影させてもらった。


[A picture of "Japanese marten",テンの写真、일본담비의 사진]


[A picture of a fox, キツネの写真、여우의 사진]

山小屋は7時に出発した。登山路は雪で完全に埋まっていて、高い所を選んで登った。

雪がカチカチに凍っていたので、アイゼンがよく利き、歩くのにはかえって好都合だった。


[Mt. Matsumoto on the way to the ridge, 上りの登山路にて、오르막 등산로에서]


[Mt. Fuji from the up-trail, 上りの登山路から見た富士山、오르막 등산로에서 본 후지산]


[A view on the way, 上りの登山路から見た風景、오르막 등산로에서 본 풍경]

大菩薩嶺の少し手前の風のあたらない場所でガスバーナーを出してもらい、2度目の玄米粥を作って食べた。


[Mr. Matsumoto prepared the burner, 松本氏がガスバーナーを出す、마츠모토 씨가 가스 버너를 꺼내고 있다.]

大菩薩嶺には9時17分に到達した。大菩薩嶺の標識の場所は見通しが悪く、展望はない。


[Mr. Matsumoto at the summit of Daibosaturei, 大菩薩嶺にて、다이보사쯔레이 정상에서]

その先へ10分ほど進むと素晴らしい展望の岩場に出た。そこは富士山も甲府盆地も良く見えた。


[George on the ridge, 稜線にて、능선에서]


[A view from the ridge, 稜線から見た風景、능선에서 본 풍경]


[A view from the ridge, 稜線から見た風景、능선에서 본 풍경]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]

ここから大菩薩峠までの稜線が今回の全行程のハイライトだった。天気も最高に良く、青空と残雪のコントラストが良かった。


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[Sign of altitude 2000m, 標高2000mの標識、해발 2000m의 표지]


[On the ridge, 稜線にて、능선에서]


[A guidepost near the pass, 大菩薩峠近くの里程標、다이보사쯔 고개 부근의 이정표]


[On the ridge near the pass, 大菩薩峠付近の稜線にて、다이보사쯔 고개 부근의 능선에서]

大菩薩峠の介山荘は立派な山小屋だが、従業員の都合だろうか、たまたま休業だったため、今回のコースになったわけだ。


["Kaizanso" Lodge, 介山荘、카이잔 산장]

大菩薩峠に到着した時刻は10時17分で、約10分間休憩して記念写真を撮り、下山を開始した。


[Mr. Matsumoto at Daibosatsu Pass, 大菩薩峠にて、다이보사쯔 고개에서]

下山路は残雪が多く、約15分ほど下ると、登山路の除雪作業をしている人々に会った。小型ショベルカーを使って除雪をしていて、おかげで下りは歩きやすかった。


[We saw a loading shovel,ショベルカーに会った、포크레인을 만났다]

土曜日のためか、上ってくる登山者も多く、前日とは様変わりだ。

まだ残雪が多く入り口が雪で埋もれた富士見山荘の横を11時15分に通過し、車道のロッジ長兵衛には11時34分に着いた。 車道に出てからしばらく車道に沿って下山したが、登山路の方がかなり近道のようなので、途中から残雪を覚悟して登山路に入った。

12時を過ぎたところで、この日3度目の玄米粥を作って食べた。またしてもコンロが役立った。


[Cooking "brown rice porridge", 玄米粥料理中、현미죽 요리 중]

下山路の目的地は前日下車した裂石バス停で、途中、ダンコウバイ(檀香梅:韓国では「センガンナム(생강나무)」の花に気付いた。


[“Lindera obtusiloba”,ダンコウバイ(檀香梅), 생강나무]

先月の東豆川での「禁食修練会」のハイキングでも気づいた花で、山で真っ先に春を告げる花の一つだ。

前日下車したバス停には2時ごろに到着し、1区間300円だが、その1区間に乗って「大菩薩の湯」へ行った。

「大菩薩の湯」は地元の人がバスを利用してくるほどの人気の温泉だけあって施設はなかなか良い。

風呂から上がって、食堂でコーヒーを注文し、ついでに熱湯をもらって4回目の玄米粥を作って食べた。

3時過ぎのバスで塩山に向かい、塩山からは往路の逆で、特急で八王子に向かい、八王子から横浜線で横浜へ出て、大船へ戻った。山の師匠の松本さんとの良い山旅であった。