「不機嫌な長男:長女、無責任な末っ子たち―きょうだい型:性格および
コミュニケーション」(五百田(いおた)達成、ディスカバー社、
2016年11月、著者は作家心理カウンセラー、「察しない男説明し
ない女」シリーズなど)
「仕事、恋愛、結婚、友人・・・あらゆる人間関係に役立つ」、長子:
「きまじめな王様」、末子:「したたかなアイドル」、中間子:「永遠の
思春期」、一人っ子:「マイペースな天才肌」、人間関係に弱い、おせ
っかい、価値観が合う、きょうだい構成の意義、まじめ、要領がい
い、マイペース、責任感、他力本願、バランス感覚、自分と相手の
性格を比較してつき合う―
① こんなに違う!4つの「きょうだい型」
・ 長子は、A型のライオン。末子は、O型のライオン。中間子は、AB型のカメレオン。一人っ子はB型の猫
・ 長子は、デリカシーがない。末子は、ガッツがない。中間子は、素直さがない。一人っ子は、常識がない
・ 長子は、仕事に成長を求める。末子は、仕事にバランスを求める。中間子は、仕事に人間関係を求める。一人っ子は、仕事にやりがいを求める
・ 長子は、恋人には甘える。末子は、恋人にはそっけない。中間子は、恋人にはわがまま。一人っ子は、恋人には意外と尽くす
・ 長子は、価値観が合う人と結婚する。末子は、気が合う人と結婚する。中間子は、自分を好きな人と結婚する。一人っ子は、自分が好きな人と結婚する
・ 長子は、理想主義で子育てをする。末子は、現実主義で子育てをする。中間子は、博愛主義で子育てをする。一人っ子は、溺愛主義で子育てをする
② 家族はもっとも原始的なコミュニティ
・ 「三つ子の魂、百まで」
・ 人の性格は「きょうだい構成」によって支配されている
・ 長子(ちょうし)―きょうだいの一番上、末子(まっし)―きょうだいの一番下、中間子(ちゅうかんし)―3人以上のきょうだいの長子と末子以外、一人っ子(ひとりっこ)―きょうだいがいない
・ すべての人は必ず、「一人っ子」または「末子」として生まれる。その後弟妹が生まれた場合、暫定で一人っ子だった子は、「長子」、暫定末子は「中間子」へと、きょうだい型は変化する
・ 性格は親・きょうだいとの関係で決まる―おせっかい、まじめ、要領がいい、マイペース
・ ただ1人の子供である「長子」「一人っ子」には、親からの期待や注目、プレッシャーが容赦なく降り注ぐ―そのため、大きく道を踏み外すことはできないし、おおむねまじめな生き方をせざるを得ない
・ 「要領がいいグループ」は、「2番目以降の子ども」―親からの注目や期待が小さく、さらにライバルであり目の上のたんこぶである兄姉がいるという環境で生まれる。空気を読んで器用に兄や姉のまねをし、要領よく利益にありつこうとする性格に育つようになりやすいか
・ 「おせっかいグループ」は、下にきょうだいがいる「長子」「中間子」は、小さい頃から世話を焼くことに慣れているので、大人になっても他人に介入し、面倒を見ようとする傾向がある
・ 「マイペース型グループ」は、下にきょうだいがいないので大人になっても誰かに干渉しようという発想がなく、さらに自分のことも「誰かがやってくれる」と、どこかノホホンとしている
③ きょうだい型を知るメリット
・ 自分では意識していなかった性格、考え方の根っこの部分を知ることができる
・ 親やきょうだいの行動原理がわかり、家族付き合いが楽になる
・ 親や夫、子どもの考え方がわかり、夫婦のやり取り、子育てにも役立つ
・ 恋人や友人、職場の同僚の性格がわかり、コミュニケーションが円滑となる
④ きょうだい型」別性格と相性
・ 長子―責任感と自尊心の強い生まれながらの「王様」。仕事は末子、結婚は長子同士がうまくいく
・ 末子―ノリと愛嬌でしたたかに人生を謳歌する「アイドル」。相性がいいのは末子同士、一人っ子にはイライラすることも
・ 中間子―繊細で複雑で感受性が強い「永遠の思春期」。誰とでもうまくやっていけるが、中間子同士の恋愛には要注意
・ 一人っ子―人間関係オンチでマイペースな、いわば「帰国子女」。ラクなのは、一人っ子同士、世話焼きの長子との相性もいいか
⑤ 長子
・ 「最も親に愛されている」 自尊心ときょうだいへの責任感
・ 多くの親が「結局、一番目の子が一番可愛い」と告白する
・ 長子のときは、妊娠、出産、ハイハイの様子、七五三、入学式と何百枚と写真を撮るが、中間子では数十枚に減り、末子に至ってはほぼゼロになる
・ 責任感が強く、面倒見がいい。自尊心が強く人に任せられない。ボーっとしていて人の気持ちに鈍感
・ 人を支配しコントロールしようとする傾向もあるか
・ おおむね鷹揚でボーっとしている
⑤ 末子
・ サービス精神と社交性に溢れた「アイドル」
・ 末子は家庭内で「アイドル」的存在。幼い頃はもちろん、大人になっても家族みんなに可愛がられ、かまわれ、いじられる存在
・ 甘え上手で他力本願、要領がよくてしたたか、ノリがよく享楽的
・ 末子には、長子のように、しっかりしなくちゃという責任感やプライドは生まれない
・ 末子たちは口をそろえて、「きっと誰かが何とかしてくれる」という他力本願的な心情
・ いつもピリピリしている長子を「大変そう」と横目に見ながら、末子は楽しい毎日を謳歌しようとする吟遊詩人
・ 相性がいいのは末っ子同士、一人っ子にはイライラすることもある
・ 末っ子同士で仕事をするのは要注意、末っ子お得意の「誰かが何とかしてくれる」が発揮され、誰も舵を取らず、一向に仕事が進まなくなる危険性がある
⑥ 中間子
・ 長子と末子のハーフであり、「中間管理職」的存在
・ 中間子の性格を現すキーワードは「思春期」-十代の中高生のように、他人が自分をどう思っているかが気になるし、周囲の人間関係も気になる。些細な言動に一喜一憂しては、クヨクヨしがちになる
・ 繊細な八方美人、優れたバランス感覚、考えすぎの目立ちたがり屋
・ 妹や弟と一緒にいるときは「上」として扱われ、兄や姉と一緒にいるときは「下の子」として扱われ、コロコロ役割が変わるので、自然とバランス感覚が養われる
・ 誰とでもソコソコうまく付き合える器用さを持っている
・ 一家団欒のときに、放っておくと自分の話はしてもらえない、何でも一番の長子と愛玩される末子との間で、親の関心を引くのは容易ではない
・ 人間関係にめっぽう強い「人づきあいのエキスパート」
・ 誰とでもうまくやっていけるが、中間子同士の恋愛は要注意-双方ともに、駆け引きや相手を試すような行為に走ってしまい、台無しになる可能性がある
・ 中間子は、空気を読むことに長けていて、相手に合わせるのが得意、その分、我慢を重ねて、ストレスをため込む傾向がある
⑦ 末子
・ ゆるぎない親の愛情を受けて、マイペースで素直人間に
・ きょうだいがいないので、「長子、末子、中間子グループ」とは全く異なる価値観を持って大人になる
・ さながら、「兄弟がいる人たちの国」に迷い込んだ帰国子女のような存在
・ 世間の常識にとらわれず独自のルールで行動する「マイペース」「自分勝手」
・ マイペースで常識にとらわれない、自分の興味関心に忠実、人間関係オンチ
・ 人づきあいは苦手だが、自分の興味関心へのエネルギーは絶大
・ 一人っ子の感覚で最もユニークなのは、他人との距離感―きょうだいとおもちゃを奪い合ったり、一緒になって親に刃向かったりしたことがないので、とくに同年代の人間との関係の築き方に慣れていない
・ 人間関係の細かなニュアンスを体得しないまま大人になったため、人づきあいそのものが苦手
・ ラクなのは一人っ子同士、世話好きの長子との相性もあるか
・ 真逆の性格である中間子とは、仕事の面で補完し合えるといい効果が生まれる
⑦ 更なる特徴
・ 進路―長子は、道を切り開く。末子は、ラクな道を行く。中間子は、道に迷う。一人っ子は、わが道を行く
・ 価値観―長子は、やるべきことをやる。末子は、やれそうなことをやる。中間子は、みんながやらないことをやる。一人っ子は、やりたいことだけをやる
・ 欠けているもの―長子は、デリカシーがない。末子は、ガッツがない。中間子は、素直さがない。一人っ子は、常識がない
・ 決断―長子は、よく考えて決断する。末子は、人に決断してもらう。中間子は、決断を先延ばしする。一人っ子は、よく考えずに決断する
・ ピンチ―長子は、ピンチにもろい。末子は、ピンチに見て見ぬ振り。中間子は、ピンチに張り切る。一人っ子は、ピンチに気付かない
・ チャンス―長子は、チャンスに気付かない。末子は、チャンスに浮かれる。中間子は、チャンスにしり込みする。一人っ子は、チャンスをつくる
・ 仕事やキャリアに求めるもの―長子は、成長を求める。末子は、ワークライフバランスを求める。中間子は、人間関係を求める。一人っ子は、やりがいを求める
・ チームワーク―長子は、自分がやるべきだと思っている。末子は、誰かがやってくれると思っている。中間子は、誰かがやるべきだと思っている。一人っ子は、自分のことだけやりたいと思っている
・ 打ち合わせ・会議―長子は、嫌われても言うべきことは言う。末子は、おいしいところを持っていく。中間子は、場の空気を優先する。一人っ子は、ぜんぜん違う話をする
・ 注意される・叱られる―長子は、「自分が悪かった」と反省する。末子は、「自分のせいじゃない」と開き直る。中間子は、「何で自分だけ」といじける。一人っ子は、「・・・!」とパニックとなる
・ 褒められる―長子は、「私なんてまだまだ」と謙遜する。末子は、「自分はすごい」と増長する。中間子は、「裏があるのでは」と深読みする。一人っ子は、「・・・!」と動揺する
・ 友達づきあい―長子は、頼られたい。末子は、甘えたい。中間子は、八法美人。一人っ子は、一方美人
・ 金銭感覚―長子は、人のために金を使いたい。末子は、人のお金を使いたい。中間子は、お金にシビア。一人っ子は、お金に無頓着
・ 恋愛―長子は、恋人には意外と甘える。末子は、恋人には意外とそっけない。中間子は、恋人には意外とわがまま。一人っ子は、恋人には意外と尽くす
・ 実家との関係―長子は、実家にちょくちょく顔を出す。末子は、実家にダラダラ居座る。中間子は、実家から距離を置く。一人っ子は、実家から結局離れられない
・ 子育て―長子は、理想主義。末子は、現実主義。中間子は、博愛主義。一人っ子は、溺愛主義
参考:五百田達成(いおた・たつのり) Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%99%BE%E7%94%B0%E9%81%94%E6%88%90
I like hiking very much. I used to go hiking with a Korean hiking club named “AhToSan.” This blog introduces mostly my hiking activities in Korea and Japan, and Sydney in Australia. As of January 2020, I live in Sydney suburb. I go Blue Mountains and bush walk in Sydney area. 私は2003年から2014年まで韓国の大田(テジョン)に住んだ日本人である。11年間、週末は主に「アトサン山岳会」に参加した。14年4月に帰国したが、2020年以降はおもにシドニーで暮らし、時折、日本へ帰国する程度である。したがって最近の記事はSR(Sydney Report)としてブルーマウンテンのトレッキングを中心に書いている。
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当ブログ内の写真の大部分は筆者のカメラで撮影したものですが、一部、山岳会の共有写真からダウンロードしたものを含みます。すべて、各写真をクリックすれば、元のサイズに拡大します。
당 블로그내 사진의 대부분은 필자의 카메라로 촬영한 것입니다만 일부 산악회 공유 사진으로부터 다운한 것도 포함합니다. 모두 각 사진을 클릭하면, 원래 사이즈에 확대합니다.
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