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2011年12月15日木曜日

111031-1104 香港からの眺め、堀伸樹

香港からの眺め(2011年10月31日(月)―11月4日)

― 最も近い外国、ごちゃごちゃ、効率的、人のことは気にしない、物価は3割以上安いか、1997年中国復帰、一国二制(50年)、言論やビジネスの自由は維持、人口:700万人
(なかなか増えない)、中国はどうなるか ―

① 香港(人口:700万人、中国の人口の0.5%、1997年7月に英国から中国返還))は過去に少なくとも3回行ったことがある―1人当たりGDP(香港:3.5万ドル、中国:4000ドル強、日本:4万ドル)
・ 初めて行ったのは1990年5月に出張でシンガポール・香港・北京の順番で訪れたが、出張目的はなんだったか(欧米には数十回出張したが、アジアはこの1回だけ―欧米の通信の規制緩和に関心があったためで、アジアは日本より遅れていたので)
・ 時差は、日本より1時間遅い(日本の12時は香港の11時)
・ 北京では、ホテルの窓から朝見下ろしたら、通勤のための自転車の海であった。1989年6月4日の天安門事件の直後で、ビルの多くの建設などが中止されていた。現在の中国の発展はとても思いもよらなかった。
・ パスポートを見たら、2010年4月に香港に個人旅行で行ったーその前に1回か
・ 今回の費用は12万円(ホテル4泊。空港・ホテル送迎を含む)
・ 成田・香港間は3000キロー名古屋南部、和歌山、高知、鹿児島を経て、台北、東シナ海、南シナ海(南中国海)から香港空港へ(キロは「公里」)
・ 香港は「アジアのナンバーワン都市」を自称―ビジネスなどの規制(金融など)が世界で最も少ない(シンガポールとともに)
・ 面積は東京23区程度(人口:800万人以上、香港より100万人以上多い)
・ 温度(ある日)―香港(最高:28度、最低:22度)、東京(22度、14度)
・ 電話の国番号ー香港:852、日本:81、韓国:82
・ 香港ドル:12円(2006年:14.7円)-中国人民元(現在11円、2006年:14.5円)

② 成田発:9時15分で香港着:12時40分(日本時間は13時過ぎ)のキャセイ・パシフィック航空(JALと共同運航、「ワンワールド・グループ」)は、搭乗率は半分以下
・ 成田空港の身体チェックは入念だったー最近は必ずひっかかる(左ひざの人口関節置換手術のためスティールがあるため)
・ 10時過ぎにもう食事―シーフード・カレーご飯でまあまあ(ウイスキー水割りを2杯) 今日の栄養はこれで取る
・ 行きは4時間15分、帰りは4時間以下(搭乗率-行き:半分以下、帰り:満席近く)
・ 入国手続きで、200-300人が何列も並んで25分ぐらいでようやく終了し、ロビーに出たら、東武トラベルの旗を持った大柄の鄧(とう)さん(60歳台?、日本語は1990年頃に神戸で学んだ)を見つけた。すぐ手配したバスでホテルに(乗客は我々だけ)40分で到着 
・ その間に注意事項―自動車に要注意(信号を守らない、突っ込んでくる)、水道の水は飲むな、ホテルのミニバーは高い(コンビニで安く買える)、貴重品は部屋の金庫に
・ セブン・イレブンがホテルの4ブロック先にあった(あちこちにセブン・イレブンがある)
・ 香港ドル(「元」とも言う、以下「ドル」)ー約12円(成田で買った値段、1.95万円で1600ドル)、香港の街の交換所で買ったら1万円が960ドル(ただし、領収書なし)結局、3万円を両替しただけ、1中国人民元:約11円(香港ドルのほうが少し安い)
・ 香港では、テレビからレストランやら何から、表示はすべて漢字だけ、場合により英語表示があるだけ

③ ホテルは「リーガル・オリエンタル・ホテル(富豪東方酒店)』(Regalは、「王の、壮麗な』の意味)市内に外に4つのリーガル・ホテルがある」
・ 前に泊まったことがあるようだー周辺を歩いたら思い出した(デジャビ、既視感)
・ 5階の「547」の部屋で3ベッドーTV、バス・トイレつき、窓なし、まあまあ快適
・ 大体、朝NHK国際放送の朝の連ドラ「カーネーション』を7時(日本では8時)に見て、朝の散歩に出かけて戻り、その後2回程度街歩きをした
・ 周辺は、ごちゃごちゃした商店街が続き、あらゆる商店が並んでいたー食堂、雑貨屋、酒店、占い、小鳥屋、動物病院、足マッサージ、アパートの1階は商店でも上の階は住宅で窓には洗濯物が干してある、外の地域の近代的なマンションとは異なる
・ ホテルで電車の最寄り駅を聞いたら、20分歩く必要があり、タクシーで行けといわれたーホテルから最寄の「旺角(モンコック)駅」まで何回もタクシー(20分以上)で行ったが、50ドル(600円)前後だった
・ ホテルの最上階の14階に「スカイ・ラウンジ」」いうバー・レストランがあり、上から香港市内が眼下に見渡せたー広大な敷地が残っており、以前の啓徳空港の跡地であった(1990年訪問時に発着した記憶がある)その向こうに海を挟んで高層マンション群が見えた。ウイスキー水割りが1杯:75ドル(900円)で高い?半分以上が展望代か?)
・ 周辺には,タイ料理屋やイスラム料理屋もあった

④ 交通事情
・ 電車は10路線ぐらいあり、中心部は地下鉄であるが、郊外部分では地上を走っているー1駅乗ったら2ドル(25円)、4駅乗ったら4ドル(50円)、中心部から中国国境まで乗ったら38ドル(460円)だった
・ 2階建てバスが広い自動車通りを走っており、利用の仕方が分からず、結局乗らなかったーほかに16人乗りの小型乗り合い自動車(運転手1人だけ)が狭い通りで方面別に走っており、ホテルからモンコックまで6.5ドル(75円)で後半はよく利用した。手を上げると乗り場でなくても止まり、降りる際、乗客は事前にその旨を告げると止めてくれる。
・ このように交通費は極めて安いー都市国家で狭い地域に多くの人が集中的に住んでいるので効率的だからであろう(同様なシンガポールでも交通費は極めて安かった)

⑤ 物価
・ ビールー缶ビールが7ドル(80円)、ロング缶が9ドル程度で、日本の半分以下。アイルランドの黒ビールの「ギネス」缶(うまかった)が9ドルなど。キリン一番絞りが15ドル。街の食堂で「青島(チンタオ)ビール(633cc)」を頼んだら16ドル(190円)
・ ビールは殆ど外国産。日本ビールは少し高め。日本産ビールは税金対策と競争で極めて多種類で旨い。ハイネッケン(オランダ)は昔からあるが殆ど変わっていないのではないか)
・ 街の安食堂の定食が30―50ドル(360―600円)程度で、量が多く、小食の私は半分残してしまった(「豚肉入りうどん」があり、干からびた豚びくとうどんは食べきれない)
・ ガイドは、日本の物価より3割安いと言っていたが、交通費や食費など日用品はもっと安いだろう、

⑥ 中国との国境の大都市「深せん(SHENZHEN、人口:200万人以上)」行き
・ 2日目の11月1日に、電車で国境に行き、出国・入国手続きを経て、深せん(広東省)に行ってみた。電車が地下から地上に出たら、100メートルぐらいの川を挟んで対岸に深せんの高層ビル群が目に飛び込んできた
・ 途中の社中からもあちこちに高層マンション群が見られた
・ 500香港ドル札を人民元に交換したが460元ぐらいとなったかー人民元札はすべて毛択東の顔となっている
・ 中心部から40分ほどで終着駅に着き、出国手続きの後、川の上の長いビルの回廊を歩いて向こう側に渡ると中国側の税関があり、入国手続きを済ませてビルの外に出た
・ 香港のごちゃごちゃに比べて、近代化され、高層ビルが並び、道路も広く、人通りも余裕がある
・ 地下鉄で3つ目の中心部の「会議中心(コンファレンス・センター)駅」で降り、地上に上がったら、商店街があり、駅近くの【カルフール】という巨大なショッピング・モールを歩いたー地下街、1階、2階の3階構成となっており、高級商店街とレストランが並び、数百メートルか、歩ききれないで引き上げた(カルフールはフランスの小売チェーンでいかなる関係があるか。カルフール自体は最近、日本市場から撤退している)
・ 昼近くで、男女のグループが近くの職場から次々と昼食?のためにカルフールに集まってきた
・ 深せんは中国が1970年代末に開放改革戦略に転じてから、経済特区として広東などとともに中国で最初に発展を遂げた経緯がある
・ その先に「少年宮」という駅もあった

⑦ アモイ行きは中止(11月3日)
・ 旧ポルトガル植民地であったアモイは香港とともに中国に返還され、現在「特別行政区」として「一国二制」として、50年間は従来どおりの自治を認められている。特に、香港は英国植民地時代と同様に言論や行動の自由が認められており、中国本土における人権問題など(1989年6月の天安門事件関連などー当時は返還前)で最近でも抗議デモも行われてきた
・ ホテルから電車を乗り継いで「香港駅」に行き、そこからアモイ行きフェリーターミナルにタクシー(20ドル、2キロぐらいか)で11時ごろに着いた。15分おきにアモイ行きフェリーが出ているようであったが、往復300ドルで、12時過ぎのフェリーになるようなので諦めた。(手持ちの香港ドルが少なくなってきた)
・ アモイは今や、米国のラスベガスを上回る世界一のギャンブル都市になったと言われている
・ 1998年にラスベガスに出張で行ったことがあるが(ケーブルテレビ会社の年次全国大会があったので。マイクロソフトのビル・ゲイツが基調演説をやり、ケーブルTVを持ち上げていた),泊まった巨大な「ホテル・ニューヨーク」の1階にスロットマシーンが並び(幅100メートル、長さもそれぐらいか、その向こうにもギャンブル機器が並んでいた。びっくりした。ホテルの2-4階は1960年代のニューヨークの町並みが構成され、当時のキャバレーやレストランなどが再現されていた。宿泊はその上の階にあった。外にもそれぞれテーマを持ったホテルが並んでいた(エジプトのピラミッド型のホテルなど)

⑧ 街歩きの印象
・ 電車や街を歩く人々はやはり若いー高齢者もいたが、数は少ないー中位年齢(人口の真ん中)日本:45歳に対して、中国は33歳ぐらいか(総務省「世界の統計2011」)
・ 駅のエスカレーターでは、右側にたち、急ぐ人は左側を歩く(日本と反対―上り下りではすぐ右に立つどうしが顔を合わせる形となる。日本は左どうしなので距離がある)
・ 駅など階段が深い場合があり、合計で100段以上となり、足が疲れたーエスカレーターがどこかにあるかもしれないが
・ 歩行中(歩行者も信号を守る人と守らない人があるー日本と同じ)は、自動車に要注意―信号は守らない、直前まで減速しない、どんどん突っ込んでくる
・ 人も道路ですれ違う際にぶつかる、余り気にしない、
・ 店員は愛想がない、売る気が感じられないことがある、サービスが悪い(少なくとも日本の店と比較して)
・ 目つきがきつい、笑わない、無表情-よく知り合えば変わるか?
・ ざっくばらん、気取らない
・ 電車の中で立っていたら、小さい女の子から「パパ、パパ」と呼ばれ、振り向いたら、座席を譲られた。多分、そのお母さんが娘の座席を譲らせたものだろう。「サンキュー」といって座らせてもらった、後ろからだったので、外国人とは知らなかったかもしれない
・ 電車で、高齢者が乗ってくると、座席をすぐ譲る若者も多い
・ 電車内は日本より冷房されているー日本は電力節減のため今年は余り冷えていないので
・ 食堂のメニューが読めないー写真入の場合は指で指して注文する(少しましなレストランでは英語が併記されている)
・ 背広やスーツは少ない感じ(ビジネス街は歩かなかった)-男女とも着ているのはカジュアルな感じ(半そでが殆ど)
・ マクドナルド、スターバック・コーヒー、吉野家(牛丼)、セブン・イレブン(コンビニ)などがあちこちにあるー居酒屋の「和民」もあった
・ 「日本城(Japan Home Center)」のショップがあちこちにあり、入ったら日本製の雑貨屋であり、殆ど中国製のようであった
・ 日本人は他人を気にするが、中国人は他人を気にしないー日本人は小さい頃から「空気」を読むことを教えられて育つが、中国人は「空気」など読まないそうだ
・ ホテルの近くに「クーローン(九龍)・シティ公園」があり、中高年の男女のグループが太極拳の運動をゆっくりやっていた。また、ランニングを楽しんでいた
・ 空港の書店で、急逝したスティーブ・ジョブズの写真入の伝記(中国語版)が既に積みあがっていた。2011年刊行のミャンマーの民主化リーダーのアウンサン・スーチーの伝記(英語、400ページ強)を2400円程度で買ってきた(日本では2500円たった)
・ ちょっと行った繁華街に「香港西武」などがあり、高級ブティックなどが何階にもわたって軒を連ねていた
・ 滞在中はギリシャ債務危機問題が報道(TVなど)の中心であったー日本に帰ってきたら、オリンパス経営、TPP(汎太平洋経済連携)参加問題

⑨ テレビ
・ ホテルのTVチャンネルは、中国と香港関連が半分で、残りは外国チャンネル?
・ 中国は国営の中央電子台(CCTV-中国語、英語チャンネル)
・ 外国チャンネルー米国(CNN)、英国(BBCワールド)、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、日本(NHK国際放送ー外国滞在日本人向け)、韓国(アリラン、英語の字幕がある)、インド
・ NHKの次が韓国の「アリラン(arirang)―日本植民地時代を描いた映画のタイトルで歌がある「アリラン、アリラン、アラリーヨ・・・」(北朝鮮でも広く歌われている)」をよく見た(英語か韓国語の場合も英語の字幕がある)番組の合間に「アリラン」というささやくような声が音楽とともに流れて印象的であった(アリラン・ニュース「世界のための韓国、韓国のための世界」)
・ 最初はあちこちのチャンネルを見ていたが、結局、内容が分かるNHK番組だけを見るようになる

⑩ 新聞
・ 英字新聞は、「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(8ドル、100円)」という香港の新聞と中国政府の国営新聞(人民日報)の英語版の「チャイナ・デイリー(6ドル、75円)」香港版
・ サウス・チャイナ(本紙、ほかにシティ、ビジネス、スポーツ・文化、広告が別とじで付いている、全体で5,60ページか?)ー香港、中国、その他の世界が同じ割合(分かりやすいがやや軽い感じ)
・ チャイナ・デイリー(本紙、スポーツ・娯楽の2つ)-外国の総合新聞と同じ格調は高いようだ、ただし、政治記事はまったく面白くない(中国政府の主張どおりなので)

⑪ 人口問題
・ 最近発表された国連予測では、世界人口は70億人に達し、2050年には93億人になると予測しているー中国の人口(現在:13.4億人、2025年:13.9億人、2050年:13億人)、インドの人口(現在:12.3億人、2025年:14.6億人、2060年:17億人・ピーク)
・ これについて「サウス・チャイナ・モーニング・スター」が特集記事を組んだ
・ 香港政府(現在:710万人)は人口:1000万人を目指しているようだが、女性の合計・特殊出生率(女性が平均して生涯に生む子供の数)が1程度(世界平均:2.2ぐらい)であり、移民がないととても目標を達成できないー人口規模を維持するには、2.07ぐらいの合計・特殊出生率が必要
・ 中国も1970年代末からの一人っ子政策により人口構造のゆがみの問題を生じているー中国の生産年齢人口(15-60歳)は2015年から減少を開始するほか、男の子の割合が多いため(女の子が間引かれるため)、2030年頃には結婚相手を見つけられない男性が数千万人に達すると予想されている。また、将来、高齢者が増えるとこれをサポートする生産年齢人口の割合が少なくなる(子供の二人目は罰金を払わなければならない)
・ 一人っ子政策の見直しが言われているが、緩和されたとしても、大学までの教育コストが高いため、2人以上の子供を持つかどうかは難しいかもしれない
・ 中国の60歳以上の人口は現在1.7億人であるが、2070年には3.4億人と倍増するであろう
・ 世界の平均寿命は、1950年代初めの48歳から現在68歳となっている

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